兼業農家
私たちは、大部分の農家の人たちが兼業農家になり、さらに主婦もパートに働きに出ている現実のなかで、あえて専業農家になりたいと、だいそれたことをめざしています。
苗代のつくり方、手植えの田植えのやり方、一つ一つがいまはもう「昔のやり方」になってしまっています。
昔のやり方をいま、私たちが聞いておかなければ、失なわれてしまうという思いが、強いのです。
5年たち、健康で、毎日外に出て土を耕していると、それだけで楽しいのですが、ここで、いろんな人と共同生活をしてみたいという思いは、しだいに強くなります。
都会で息苦しいと思う人たちが、なんとかここで暮せないでしょうか。
昔の血縁のしがらみのある大家族ではなく、他人どうしの雑居家族のような暮しができないだろうかと思っています。