インターネット利用
インターネットFAXやインターネットユーザーにとっては、まず128キロビットの通信速度が魅力でした。
アダプターにアナログ電話を接続するポートができ、インターネットに接続しながら、電話もかけられるという点も魅力となりました。
そして基本料金は高いものの、電話2本分よりは安く、通話料は電話と同じ3分10円ですむという点が、最大のセールスポイントとなりました。
2本目の電話を引くと、現在は施設設置負担金、いわゆる電話加入権7万2000円がかかる。
ISDNに切り替えるだけなら7万2000円はいらない。
いままでの電話も使えるし、インターネットにも利用できるから、ISDNにしたほうが有利になるわけです。
97年4月からは、全国どこでも同じ番号のままISDNに移行することも可能になりました。
ISDNは88年からサービスを開始したが、インターネットブームからやや遅れる形で普及し始める。
一回線分で64キロビットの速度が出て、二回線分使うと128キロビットの速度が出せるINSネット64というサービスの加入者は96年に急増し、前年まで五一万回線だったのが、103万回線まで倍増した。
インターネットを利用する人は結構、長時間電話線を占有する。
回線が一本しかないとその間、電話は使えない。
インターネット先進国米国で電話の加入数が大幅に伸びているのは、インターネットに電話が占有されたからにほかならない。
米国ではISDNの普及が遅れているため、二本目の電話を引くしかないという事情もあります。
日本ではインターネット利用者がISDNに移行しているから、二本目の電話需要が増えないという見方もできます。